鮮やかなご飯はクチナシの実で色づけられている。

星野/ランチ/麺類
そば処 な佳しま

八女観光物産館から車で40分

きれいな水と伝統のそば打ちが生み出す星野の「幻の蕎麦」

長野県産100%のそば粉を使い、こだわりのそばを打ち続けている「そば処 な佳しま」。
そばのつなぎに使われているのは、雪深い山に自生するオヤマボクチ(キク科)の葉裏にある白い繊維で、この打ち方は長野県飯山市に冨倉そばとして代々伝わっている手法です。小麦粉を使った一般的なそばとは違い、そば独特の風味を際立たせる冨倉そばは、信州そばの中でも『幻の蕎麦』と呼ばれ、風味のないオヤマボクチをつなぎに使うことで、そば本来の風味が味わえます。
そんなそばに惚れ込んだ店主が打つそばは、しっかりとしたコシがありながらも喉を滑るようなツルンとした食感で、普段食べているそばとの違いがはっきりと感じられます。もっとそばの味を楽しみたいというそば好きの方には、さらに強いコシを味わうことができる「もりそば」がおすすめです。あいだでいただくそば茶には爽やかな香ばしさ、最後にいただくそば湯は優しくクセのない味わいで、食べ終わった後の気分は満足のひと言です。